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------ ■今夏の劇場アニメ(3本)総括。 「時をかける少女」「ブレイブ ストーリー」「ゲド戦記」と見てきましたが、各作品それぞれの持ち味はあるものの、映画の完成度、娯楽性、間口の広さ、アニメーション作品としての魅力など、いずれの点においても「時をかける少女」が抜群の印象度です。2006年を代表する優れたアニメ作品として高く評価されることでしょう。 「ゲド戦記」の宮崎吾朗監督はアニメーション制作への初参加にして初監督。「ブレイブ ストーリー」の千明孝一監督も劇場アニメ初監督。「時をかける少女」の細田守監督は昨年の「劇場版ONE PIECE ―オマツリ男爵と秘密の島― 」に続く劇場長編2作品目。その意味では今夏の劇場アニメは新人、新鋭監督のそろい踏みと言えます。04年に押井守監督「イノセンス」、大友克洋監督「スチームボーイ」、宮崎駿監督「ハウルの動く城」というベテラン監督作品が並んだ時とはまた違った感慨でアニメのこの先を考えさせてくれます。 特に「時をかける少女」の細田守監督はアニメファンの間では早くからその実力を高く評価されており、本作品でついに自らの代表作をつかみ取った感があります。東映アニメーション出身ということもあって、間口の広いエンターテイメントが作れる作風は今後フリーでの活躍が期待されます。制作のマッドハウスは今敏監督作品など劇場アニメにおいても高い制作能力を誇ります。年明けには今敏監督の劇場作品「パプリカ」も控えており、高いクオリティを武器にした制作会社として業界を引っ張っていくでしょう。 「ハウルの動く城」で当初は細田守監督を起用しながら途中降板という結果になり、外部の才能を活かせなかったスタジオジブリ。ゲド戦記でアニメ経験のない初監督を起用したことは、ジブリの世代交代の難しさを物語っています。国民的と言われる高い知名度と支持にもかかわらず、ジブリは根っこのところでプライベートな精神性によって駆動される組織であり、単発劇場アニメのみを制作するバランスの悪さを驚異的なヒット率によってカバーしている不安定な制作会社です。宮崎駿監督の高齢化で、今後ますます鈴木敏夫プロデューサーの辣腕への依存度が高まりそう。 「ブレイブ ストーリー」は近年のコンテンツメディア戦略の一部に組み込まれたアニメ制作の新しい姿を象徴するかのような存在です。制作総指揮とプロデュースにフジテレビが参加。制作に急成長めざましいGONZO、配給にワーナー・ブラザーズと、餅は餅屋のビジネスモデルで商業作品としての成功を目指します。情念で作るのではなく、コストとリスクをとってリターンを狙う、より洗練された商業アニメの在り方を探ります。 今夏の劇場アニメは作品のバックアップ体制も三者三様。「ゲド戦記」には日本テレビと読売グループ、電通と博報堂、ローソンなど。配給は東宝。「ブレイブ ストーリー」にはフジサンケイグループと電通、スカパー、ファミリーマートなど。配給はワーナー・ブラザーズ。どちらも上映館は全国で数百館に上ります。それに対して「時をかける少女」は、角川ヘラルド配給で、単館系映画館や一部シネコンを合わせて上映館は全国でまだ13館。制作費も宣伝費も他の2作品より抑えられているはず。 それでも、この夏一番面白い、一番観て欲しいアニメ映画は間違いなく「時をかける少女」です。コンテンツ戦略の中で特定作品の利害関係者になったテレビや雑誌等のメディアは、これまで以上に伝えたいことしか伝えないでしょう。映画館も毎度のように公開初日の初回から『絶賛』の看板を掲げ続けるでしょう。ならば、いち観客として本当に面白い作品には面白いと声に出していくことで、作品を多くの人に届ける力の一部になりたい。ネットがその媒体になればさいわいと思います。 ●おまけ。 今夏の劇場アニメをYahoo!ムービー ユーザーレビュー方式で評価してみる。 「時をかける少女」 総合 ☆☆☆☆☆ 物語 ☆☆☆☆☆ 配役 ☆☆☆☆ 演出 ☆☆☆☆☆ 映像 ☆☆☆☆☆ 音楽 ☆☆☆☆☆ イメージワード:泣ける、笑える、楽しい、ロマンチック、ファンタジー、切ない 「ゲド戦記」 総合 ☆☆☆ 物語 ☆☆☆ 配役 ☆☆ 演出 ☆☆ 映像 ☆☆☆ 音楽 ☆☆☆ イメージワード:ファンタジー 「ブレイブ ストーリー」 総合 ☆☆☆ 物語 ☆☆ 配役 ☆☆ 演出 ☆☆ 映像 ☆☆☆ 音楽 ☆☆☆ イメージワード:ファンタジー |
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『ゲド戦記』舞台挨拶@TOHOシネマズ六本木ヒルズ
舞台挨拶シリーズも定着してきたのかな?(ぉぃ今回は、邦画では一番の超大作『ゲド戦記』でございます。ジブリの舞台挨拶は、『猫の恩返し』以来2度目。あの時は、鈴木敏夫Pにサインもらったっけ(爆)にしても、東宝系映画の舞台挨拶、日劇でやる事減ってきたなぁ・・・.... ...続きを見る |
|あんぱ的日々放談|∇ ̄●)ο 2006/07/30 13:06 |
時をかけたい症状
ネットで話題沸騰の、『時をかける少女』を観に行きました。 これが真っ当に良作で、評判以上!! 実はそこまで期待していなかっただけに、感動もひとしお。 まだ上映してる地域に住んでる人には、是非映画館に行って欲しいな。 Time waits for no one. ↑ (゜.. ...続きを見る |
流離ヒ見聞録 2006/08/22 00:00 |
時をかける少女 アニメ2006年
http://www.kadokawa.co.jp/tokikake/予告動画シネプレックス幸手で鑑賞結論から書けばすばらしいの一言!主人公が時間を戻ることで出来事が変わっていく様子がおもしろく最後にはちゃんとストーリーがまとまってきれいに終& ...続きを見る |
勝弘ブログ 2006/08/22 00:24 |
映画「時をかける少女」
「時をかける少女」観てきました!文句なしの星★★★★★5つ映画でした。DVD出たら買っちゃおうかな。 最初から最後までドキドキしっぱなし、飽きるヒマありません。 主人公マコトが、カラオケボックスや河原の告白などで時間を何度も戻るところは笑えました(^_^) ストーリー構成もテクニックもすごい。時間を行き来する話って作るほうがパニくりそうだけどどうやって作っているんだろう?テクニックは、一度同じようなシチュエーションを出しておいて、「あっ、今度はどうなる?!」って観る人に思わせるところ... ...続きを見る |
描いた漫画を毎週公開します!(日記&犬) 2006/10/12 12:58 |
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