極私的マンガウォッチング「B館」

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<<   作成日時 : 2004/03/25 23:46   >>

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ヤングサンデー
モーニング
週刊少年チャンピオン

■モーニング、
「ブラックジャックによろしく」(佐藤秀峰)新章開始。精神科編。
がん医療編は、重いテーマによく立ち向かったと思う。エンターテイメント作品としてカタルシスに昇華するには厳しい内容だったけれど、これだけのヒット作品でやり遂げたことは評価したい。

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東京国際アニメフェア2004、初日レポート。
本日から今週末にかけてビッグサイトで開催中です。東京国際アニメフェアも今年で3年目となり、出展企業の顔ぶれやプログラムにもおなじみ感が出てきました。

一般に公開されるのは27〜28日の土日2日間で、25日と26日は関係者向けのビジネスデー。(実際行った方はおわかりでしょうが、関係者といっても厳密な縛りはなく、「自称」関係者であればかなり自由に入場できます。ただし住所氏名職業等を記入する必要があります。)そんなわけで、会場内には学生さんやお子さんも結構見かけました。とはいえ、基本的に物販は土日のみですし、一般のファン向けの各種イベントも土日に集中しています。ブースで人に会いたい、シンポジウムに参加したい等の理由がなければ、素直に一般公開日に行った方がお得でしょう。個人的には、多少混んでも子どもや親子連れで賑わってこそのアニメフェアだと思います。

今年の特別企画展のお題は「アニメは世代を越える」。
「親が見たアニメを子どもが楽しむ」「親子で一緒に見るアニメ」「10年以上の長期にわたり放映されているアニメ」「リメイクされたアニメ」の4テーマで、作品のビデオと関連グッズを陳列するスタイル。毎年のことながら、ファミリー向けを意識しつつ、そこに工夫を加えてくるのが東京国際アニメフェアの企画展。入口を入って最初の作品が「ボンバーマン ジェッターズ」でした。原作は85年以来の人気ゲームシリーズで、確かに世代を越えつつある立派なタイトル。その後も新旧作品を織り交ぜて紹介。「まんが日本昔話」と「あずまんが大王」を隣に並べるセンスはすごい。他に、放送前の「ケロロ軍曹」PVやリメイク新作「鉄人28号」OPなども。
本テーマ以外では、海外アニメーションと短編アニメーションを特集。海外アニメは「ミッキーマウス」から「パワーパフ ガールズ」までいろいろ。短編ではCMアニメに注目し、明治「カール」、NEC「バザールでござーる」、「NOVAうさぎ」、桃屋「のり平アニメ」などなど、誰もがTVで目にしたことのあるキャラクターたちが集合。

本企画展を見て思ったのは、アニメはTVを通して多くの人々に届けられ、長い時間をかけて親子2世代に受け入れられてきたのだということ。最近のTVアニメを省みるに、03年度は深夜枠アニメの中途半端な放送が非常に目立ちましたし、意欲的な新作アニメが衛星や専門チャンネルに流れる傾向も強まっています。アニメバブルの渦中にある今、地上波TVアニメというフォーマットの価値をもう一度見直す必要があるかもしれません。

さて、アニメフェアの主役は見本市。
企画・製作会社からクリエイター集団まで、国内外から160社以上が出展しています。歩いているとあちこちのプロモビデオにトラップされます。新作アニメでは「ケロロ軍曹」「美鳥の日々」「MONSTER」「GANTS」「爆裂天使」「SAMURAI 7」「絢爛舞踏祭ザ・マーズ・デイブレイク」「魔法少女隊アルス」「Get Ride! アムドライバー」などなど。

新作ビデオで一番印象に残ったのが「MONSTER」。日テレ深夜枠で万全のスタッフ布陣、出来がいいのは予想していましたが、もう浦沢直樹の画が動いてるとしか思えない。すごい。サンライズ謹製の「ケロロ軍曹」は、相当気合いを入れて描き込んでます、ガンプラを。「絢爛舞踏祭ザ・マーズ・デイブレイク」はどこか「ラーゼフォン」を思わせる雰囲気にひやひや。ナムコがTVアニメ「ゆめりあ」のビデオを流していましたが、萌え系アニメもあるのに存外目立たないあたり、キャラクターショーやキャラフェスとは一線を画した東京国際アニメフェアの独自カラーでしょう。スポットが当たるのはいわゆるカッティングエッジ作品が多く、GONZOの「GANTS」「爆裂天使」「SAMURAI 7」「戦闘妖精 雪風」などは会場で見るとさすがに存在感があります。「GANTS」のビジュアルはかなりの仕上がり。「爆裂天使」の3DCGロボットのごちゃごちゃしたデザインを見ていると「BREAK-AGE」(馬頭ちーめい)を思い出します。

3年目を迎え、会場をデジタルのパワーが席巻しています。3DCGやデジタルエフェクトを駆使した作品は当たり前になりました。色彩設定、タイミング、カットワーク……新しいテクニックや演出が生まれ、認知されてきています。技術的な意味でもアニメは激しい変化の最中にあります。その一方で、ハッと目がとまるような印象的な作画を目にする機会は減っているような気がしています。

今年の大物。
前高約3 mの「ハウルの動く城」オブジェ、実物大アルフォンス@「鋼の錬金術師」、実物大「スチームボーイ」一輪車、などなど。着ぐるみモグタンも。小物では「イノセンス」のガイノイドのフィギュアの精巧さにうっとり。

トムスエンタテイメントやバンダイビジュアルブースでは、お得意のTVアニメOP集。毎年トムスはいい場所取りします。今年は休憩所の前。

東映アニメーションブースでは新作「おジャ魔女どれみナイショ」のポスター拝見。6/26からスカパーのPPVで全1クール放送。監修は佐藤順一、キャラデザ&作画監督は馬越嘉彦。DVDも夏リリース予定とのこと。

ガイナックスブースでは、20周年記念特別編集「ガイナックスの20年史」パンフレットを配布。5/5大宮ソニックシティでの記念イベント告知など。

日本動画協会ブースでもらった会報には、04年4月から導入される改正下請法のアニメ業界への影響についての記事など。04年2/2〜2/8のTVアニメ視聴率ランキングTOP30が載っていますが、「鋼の錬金術師」と「ふたりはプリキュア」の視聴率が同じ7.1%だったのにはへぇ〜と思った。TOP10に「名探偵コナン」「ドラえもん」「犬夜叉」「金色のガッシュベル!」の4作品を食い込ませる小学館の強さが印象的。ちなみに弟分の集英社は「ワンピース」「こち亀」の2作品でした。

会場左端の「クリエーターズワールド」では若手クリエイターが自作をアピール。カナバングラフィックスによるザ・テンパーズのDVDシングル「いいじゃない2004」(→amazon)がとても面白かった。キャラと動きで楽しませる。クリエイターの富岡聡は02年の文化庁メディア芸術祭デジタルアート[ノンインタラクティブ]部門の優秀賞を受賞している。

さて、ビジネスデーに行ったら聴いておきたいのがシンポジウム。本日出席したのは「ジェトロ主催セミナー:コンテンツ産業の米国進出の手引き」。
ジェトロ(独立行政法人 日本貿易振興機構)が昨年報告した調査レポート「日本のアニメ産業のための米国進出マニュアル」(目次PDF)と同じ約80Pの資料が配付された。Wowmax Mediaの海部正樹氏が米国アニメ市場について概説した後、ぴえろの布川郁司を交えてコメントと質問。1時間はかなり駆け足進行だったのと、聴衆にどんな層を想定しているのかがいまいち絞れていなかったのとで、若干不完全燃焼の感があった。カートゥーンネットワークAdult Swinの視聴率から推定すると、米国における日本アニメ(特に18〜34歳を主なターゲットとするカッティングエッジ・アニメ)のライトユーザー層は約85万人。これは平日の深夜にたくさんのチャンネルの中からあえてアニメを選んで見ている層。この中でDVDを月数枚購入するハードユーザーが20万人。さらにアニメイベント等に参加するようなコアユーザーが3万人と推定されるとか。これを多いと見るか少ないと見るか。ただ、パイは増加傾向にあり、日本アニメ中心の専門チャンネルを作ろうという動きもあるようです。

この日は他にも、会場であれこれパンプレットをもらったりニュータイプUSA最新号を買ったりしましたが、とりあえずはそんな初日でした。
いや明日も行くんですけど。

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東京国際アニメフェアレポ?
というわけで、25日から今日までお台場のビッグサイトで開催された東京国際アニメフェアに行ってきた。あんまし行くつもりなかったんだけど、午前中に渋谷で用事があった ...続きを見る
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2004/03/31 21:50

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